スターホース、ハルウララ
2011-12-12
かつてハルウララというスターホースが存在しました。スターホースと言ってもディープインパクトのように強い競馬をした馬ではありません。それとは反対に、ハルウララは負け続けたことによって話題になった馬なのです。負け続けた回数は113回。勝つことを宿命付けられたのが競走馬ですが、「負ける」ことが許容され、むしろこれほど肯定的にすら受け止められて人気が出たというパターンはこれまで一度もありませんでした。ハルウララの存在はテレビで紹介されたことにより、その名前は全国区となりました。負け続けても走り続けるというこの馬の頑張りに、多くの人が感動し、人気を集めました。
ハルウララの人気によって、ハルウララのオリジナルグッズが開発されたり、映画が作られたりしました。噂によると、かつてはハルウララをマスコットに起用しようとした競馬予想会社もあったそうです。ともかくも、ハルウララの存在によって大きな経済効果があったことは間違いありません。ハルウララの所属する高知競馬には多くの来場者が来ましたし、ハルウララの応援しようとたくさんの人々が馬券を買いました。こうした新しいパターンのスターホースの誕生は、日本の競馬界にとっても意義深いものだったのではないでしょうか。
←「競馬新聞はあくまでも情報」前の記事へ 次の記事へ「プロの競馬予想家」→


